「d プログラム」というスキンケアブランドは、1997年に資生堂から生まれました。
ブランド名の「d プログラム」は、delicate(デリケート)という英単語の頭文字のdから名付けられました。
また、資生堂の50年の敏感肌研究を経て作られたブランドなので低刺激なアイテム設計にこだわりがあり、敏感肌のことを第一に考えているブランドです。
実際に「d プログラム」公式ホームページでは、敏感肌用スキンケア方法の「defense(肌を守る)× develop(肌を育む)お手入れメソッド」も紹介されています。
そんなdプログラムから販売されているバームQQは、日中でもスキンケア前でもいつでも使うことができる保湿バームです。
秋や冬に起こりがちな日中のカサつきから空調や紫外線によるカサつきまでカサついている肌を潤してカサつきを防ぐことができます。
Contents
dプログラム バームQQの配合成分をしっかり解析
バームQQは、有効成分を含まない化粧品です。
化粧品は配合されている順番に成分の記載がされているで、ここからは配合されている順番でご紹介していきます。
3種類の保湿成分をまとめてチェック
スクワラン・・・肌の潤いを守るエモリエント効果があるので、肌のバリア機能を高めることができます。
テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット・・・エモリエント効果(肌内部からの水分蒸散を防ぐ効果)・乳化作用・粘度調整作用がある成分です。
パルミチン酸デキストリン・・・エモリエント効果があるので、肌内部の水分を守ってしっとりとした肌になることができる成分です。
また、油性成分をゼリーのように固める働きもあります。
バームQQには、上記3種類の保湿成分が配合されています。
3種類ともエモリエント効果(肌内部からの水分蒸散を防ぐ効果)があるので、肌内部の水分を守って肌にしっとり感を与えることができます。
肌の水分が守られることで、肌のバリア機能を高めることができるので紫外線・乾燥に強い肌になることができるんです。
[グリチルレチン酸ステアリル配合]抗炎症成分配合で肌荒れを抑えることができる
バームQQには、「グリチルレチン酸ステアリル」という抗炎症成分が配合されています。
この成分は油性の成分に溶かし込むことができる成分で、ニキビなどの炎症を抑える抗炎症作用や抗アレルギー作用に期待することができます。
具体的な働きとしては、紫外線が肌に当たった時に肌内部でプロスタグランジンE2という皮膚に過剰な炎症を引き起こす酵素が生成されます。
グリチルリチン酸ステアリルは、このプロスタグランジンE2の生成を抑制することによって炎症を抑えることができるんです。
抗アレルギー作用に関しては、化粧品の成分や花粉などのアレルゲンが皮膚や眼などの粘膜から体内に入った時にヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素が活性化されます。
ヒアルロニダーゼが活性化されることで、アレルギー症状を引き起こしたりヒアルロン酸を分解して肌のカサつきに繋がります。
「グリチルレチン酸ステアリル」は、このヒアルロニダーゼの活性化を抑制することでアレルギー反応を抑えてヒアルロン酸の分解を抑えることができます。
「グリチルレチン酸ステアリル」には、このような働きがあるので抗炎症作用と抗アレルギー作用を期待することができるんです。
敏感肌への徹底した配慮で刺激なく使用できる
dプログラムは、資生堂の敏感肌研究50年を経て敏感肌への配慮に徹底したアイテムを製造しています。
アイテムに雑菌が入らないようにクリーン製法(クリーンブース製法)という厳しい衛生管理のもとでアイテムが作られています。
このクリーン製法(クリーンブース製法)とは、資生堂の中で厳しく決められた衛生管理に加えて、アイテムを製造する部屋にエアフィルターを設置してアイテムにチリや埃が入らないようにするという製法です。
また、アイテム製造に使われている機会も使用した都度解体洗浄するという徹底した衛生管理なんです。
その上、アルコール・パラベン・香料・着色料といった肌刺激の可能性がある成分を配合せずに製造されています。
店頭に並べられる前には、敏感肌の方の協力のもとでパッチテストやアレルギーテストも行われているんです。
【dプログラム バームQQ】スペック調査
使用することで感じられる効果
日中にカサつきを防いでしっとりした肌になる
「肌荒れをくり返さないよう肌を守りながら育み、いつ見られてもいい素肌へ。」を公式ホームページで謳っているdプログラムから販売されているアイテム、敏感肌に優しく作られています。
今回ご紹介しているバームQQには、3種類のエモリエント成分と抗炎症作用や抗アレルギー作用がある「グリチルレチン酸ステアリル」が配合されています。
エモリエント効果があるので、肌内部の水分を守って日中の肌をしっとりさせてくれます。
また、抗炎症作用や抗アレルギー作用がある「グリチルレチン酸ステアリル」の効果によって肌の炎症を抑えることもできます。
実際に使用した人の口コミ
部分的に肌を潤すことができる
実際に使用した方に口コミを見てみると「寝る前にリップとして使用しています。」「寝る前に乾燥しやすい目元に使っています。」「しっかり保湿してくれるので口周りに使用しています。」といった口コミが多くありました。
口元や目元など部分的に保湿したい時に使用している方がとても多く、顔全体ではなくピンポイントで保湿したい時にとてもおすすめなアイテムです。
また、寝る前に使用している方やメイク直しの時に使用している方など使うタイミングもさまざまで、使う人によって使い方を選ぶことができるアイテムだと思いました。
どんなアイテムなのか総合評価
部分的な保湿に向いていて肌のカサつきをしっかり防ぐことができる
バームQQには、3種類のエモリエント効果(肌内部からの水分蒸散を防ぐ効果)がある成分が配合されているので肌の水分を保つことができます。
また、「グリチルレチン酸ステアリル」という抗炎症成分も配合されているので肌荒れもしっかり防ぐことができます。
顔全体に塗布するのではなく、目元や口周りなど部分的な保湿に向いているアイテムです。
その上、ベタつき感のないテクスチャなのでメイク直しや寝る前などの使用がとてもおすすめです。